書庫のある家
大規模な住宅分譲地区内の端に位置し、メインの導入道路に面する敷地に建つ書庫と広い書斎(執務室)がある住宅です。書庫は荷重等を考慮し1階北側に配し隣接した書斎(執務)コーナーからは隣地に広がる田園風景を見ることができる。自宅で編集の仕事を行うため、書斎は伸びやかで集中できる空間とした。1階に小上がり畳敷きの居間や台所を配しているので、プライベート性を高めるために、屋根付きテラスに面したL字型配置としている。さらに外構で高い塀と植栽を設けた。2階は個室と納戸を配した。ベランダは解放型と室内型の両方を設けており、季節や環境(土が舞ってくる)などにより使い分けるようにした。また、浴室は住まい手のご要望である水風呂用の浴槽を設けており、入浴(お湯)用と二つの浴槽をコンパクトに設置した。 仕事と家事をスムーズに行えるように回遊導線とし動きの無駄を省いている。そして、副玄関、室内干し、クローゼットなどの収納を機能的に配し日常を心地よく過ごせる住まいとした。
DATA
所在地 | 長野市 |
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竣 工 | 2010 |
構 造 | 木造2階 |
用 途 | 専用住宅 |
床面積 | 133㎡ |