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旧矢崎商店|下諏訪 ヘリテージ

ヘリテ-ジスキルアップ講座:旧矢﨑商店&界隈
文化的価値高い建物を活用し、官民連携で移住・創業を促進する拠点をつくる
と題して、見学会と講演会が行われました。

旧矢崎商店の魅力は、奥部分は昭和11年(1936)に建てられた和風建築、道路に面した前部分(増築)は昭和30年(1995)につくられた洋風建築となっており、それぞれの個性が融合した質の高い建物となっている。
なぜこのような建物になったかというと、和風建築部分は建築時(戦前)道路までの建物となっていたが、建物疎開(1937年4月制定の防空法、空襲による火災を防止するために建物をあらかじめ壊す作業)によって前面部が解体され、戦後新たに洋風建築が増築された。

背景を知るととても興味深い建物である。
その中でも、私は和風建築部分の「遊び」が随所にみられるところがとても魅力的だった。

南東角の広縁天井
こんな天井見たことが無く、大工さん、楽しんでるな―と思わずニコニコしてしまった。そうだよなぁ建築って楽しいよねーと。
組子もこれはトリックアートなのか?と思うものもあったり、崩し方が個性豊かでとても楽しい。自分のニコニコポイントを探しに是非見学に行くと良いと思います。

本陣 岩波家

京風の数寄屋造りとお庭、おススメです。とても素晴らしい。

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